執行人



「おお、レディー。」


パーシヴァル公爵と出くわした。



犯人はコイツで確定。



「あの、これ・・・。」



「可愛いね、似合っているよ。」



(似合ってるのか;)



「うふふ、ありがとうございます。」



「ところで見せたいものがあるんだ。こちらへどうぞ。」



手を引かれるままに一つの部屋に連れ込まれた。



バタンと部屋のドアが閉まると、ハンカチで口と鼻を押さえられる。


「んっ!」


なんだろう、睡眠ガスでもしみこませてあったのか僕は気を失ってしまった。



・・・・・・・・・・。






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