スマイルアゲイン
 北風が吹きつける道を歩くことも有るよね。
何処までも続く長いトンネルをさ迷うことも有るよね。
 何も言えないままで見送った友達の冷たい手、、、。
励ますことも出来なかったあの日の君が泣いていた。

 優しさだけじゃ何も変わらないことくらい知っているけれど
それでも何かをしたくて君を追い掛けたあの日。
 スマイルアゲイン 涙が乾いたら君も笑ってよ。
スマイルアゲイン 雲の間から太陽が顔を出すように。
 ぼくは君の友達だよ いつでもいつまでも。
その気持ちは変わらないからここへ帰ってきて。

 遠くに山が見える。
君と歩いたあの道も。
そしてぼくらはいつの日かここで会うんだ。
 辛いことたくさん有ったよね。
悲しいこともたくさん有ったよね。
だけど、あの日のぼくらはいつも隣に居た。
 君が遠くへ行ってしまっても思いは変わらなかった。
いつか、ぼくらが年を取っても変わらない物は有るはず。
 スマイルアゲイン 時代に流され続けるぼくに君は言ったね。
自分より確かな物は無いんだって。 強い物は無いんだって。
 スマイルアゲイン 君の笑顔をいつかまた、ぼくに見せてくれよ。
あの日のようにはしゃいでたぼくらに戻るからさ。
 家族が居て家庭が有ってお互いに変わってしまったけれど、
ぼくらずっと友達だよね? 君に会いたい。
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