最期の遠出
「じゃあ行こうか」




「分かった」




 好きな人の後ろを歩き、大きな川の近くに行く。



 この大きな川の近くからは、想像よりも大きなビルが見える。


 

 そうここは都会なんだ。




 私と好きな人が住んでいた場所ではありえないような大きなビルも普通にある。


 

 しかも川も船が余裕でいくつも通ることができそうな大きさ。こんな大きな川も、私の地元ではなかった。





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