【ミセスのガマンフマン】ミセスのゲキジョー
育児ママの悲劇〜アタシ、大失敗したかもしれない…
こんばんは…

週末の深夜、いかがお過ごしですか?

ミセスのガマンフマンぶち曲げバナシ『ミセスのゲキジョー』…

今回も始まりました。

今回のテーマは、育児に大失敗した育児ママさんのおハナシを紹介したいと思います。

いただきましたメールの中からいくつか選んで紹介させていただきますが、時間などの関係で紹介できないメールがございます。

そのメールは、またあとでゆっくりと読ませていただきます。

まず最初は、16歳の無職の長男をお持ちの46歳の育児ママからのメールです。

【3度のお受験失敗が原因で…】

46歳・長男16歳無職

アタシのダンナは、総合商社勤務で22年間経理ひとすじでがんばっています。

そんな中で、アタシはたったひとりの長男に一流の人生を歩んでほしいと願っていた。

一流大学を卒業して、安定した身分の国家公務員か国の省庁に勤務して年収7000万円以上のいい暮らしをしてほしい…

だからアタシは、お受験に執着した。

長男のお受験が成功するために、ダンナの毎月のおこづかいを5万円から3万円に減らす…家中をお受験モードにした。

気持ちをギュウギュウに引き締めてがんばったのに、長男のお受験はことごとく失敗した。

最初に幼稚園から大学までエスカレーター式のA学園を受験したが、不合格に終わった。

つづいて、小学校から大学までエスカレータ式のB学園を受験したけどこれも不合格に終わった。

三度目の正直で受験したラサール(鹿児島県の進学校)の中等部も不合格になった。

長男は、勉強する気力がなえたまま中学3年を迎えた。

みんなが受験勉強モードに入っているのに、長男だけは受験勉強をしなかった。

そして、そのまま中学校を卒業した。

卒業式の夜のことであった。

アタシとダンナは、長男に対して『みんなが行く高校が決まったと言うのに、どうしてお前だけは行く高校がないのだ!?』と怒った。

長男は、アタシとダンナに対して『ふざけるな!!オレはあんたらを許さない!!』と怒鳴り返した。

ダンナは、長男に対して『親に対して口答えをする気か!?』と怒鳴ったあとドカバキの大ゲンカを起こした。

長男は、次の日から部屋にひきこもったと同時に部屋から一步も出なくなった。

こんなはずではなかった。

一流大学を卒業して安定した身分の国家公務員か国の省庁に勤務して高収入…を夢見ていたのに…

どうして、次々と裏目に出たのか?

どうすれば…

長男が立ち直ることができるのか?

どうしたら立ち直れるのかと言われても…

非常にむずかしい問題ですよ…

つづいては、40歳の長男と38歳の次男をお持ちの61歳の育児ママからのメールです。

この話は、次男くんのことでしょうか?

【ローンを組んで、次男の居場所を作ってあげようと思ったのに…】

61歳・長男40歳(結婚をしてとなり町で暮らしている)・次男38歳

アタシは、ふたりの子供に対して『自立をして生活ができる力をつけておきなさい。』と繰り返し言いながら育児をした。

長男は、公立高校から公立大学をへて大学卒業後は総合商社に入社した。

職場恋愛で知り合いました嫁と結婚して一姫ニ太郎サンサンシで一戸建ての家を建てた。

長男一家は、となり町で暮らしています。

しかし、次男は進学をする高校がないまま中学を卒業した。

アタシの知人のコネで追加募集の私立高校に面接のみで入学した。

しかし、2年生の新学期にノイローゼを理由に高校をやめた。

結局、高校卒業認定試験を受けて高卒と同等の能力を得ただけで間に合わせた。

その後、地元の社会福祉法人の就労A施設のしいたけプラントに就職した。

しかし、わずか数日で仕事をやめた。

その後も、職を転々とすることを繰り返すようになった上にダンナと大ゲンカを繰り返してばかりいた。

アタシの気持ちは、少しずつヒヘイした。

そして、次男が26歳を迎えた時であった。

アタシとダンナは、次男の居場所だけでも作ってあげようと思って身を切る思いで3000万円のローンを組んだ。

その大金で分譲マンションの部屋を買うことを決めた。

不動産会社に購入の申し込みをしに行こうとした時であった。

ダンナがアタシに『待ってくれ〜』と言うて止めた。

ダンナは、アタシに対して『すまない…』と言うたあと『友人が『子供の大学の授業料が滞納しているから助けてくれ…』と言われた…断ることができなかった…』と言うた。

ダンナが友人の子供のために3000万円を貸した…

ダンナのお人好しのせいで次男の居場所を作ることができなかった。

次男は、38歳になった今も無職で部屋に閉じこもりの状態です。

アタシとダンナの仲は険悪で、リコンの危機にひんした。

ふたりの息子に自立をして生活することを教えて育児したのに、どうして次男だけは自立できなかったのか?

それを思うとくやしい…

追伸…

アタシとダンナは、3ヶ月前に話し合いをせずにそのままリコンしました。

話し合いをせずにそのままリコンしたのですか?

それで次男くんの問題が解決できたと言うのですか?

次男くんが自立できないを解決できる方法は、他にもあったのに…

この先、どうなさるおつもりでしょうか?

つづいては、24歳の長女と21歳の長男をお持ちの53歳の育児ママからのメールです。

長女ちゃんの話でしょうか?

【職場体験をさせておくべきだった…】

53歳・長女24歳・長男21歳(大学生で他県で生活している)

長女が高校3年生の時に、アタシとダンナは『お前は進学や就職のことは心配しなくてもいいから…お前はどういう家にお嫁に行きたいのか?』と言うたあと高校を卒業したら花嫁修業をするようにと言うた。

長女はアタシとダンナにしたがう形でそのまま高校を卒業したあと家事手伝いになった。

それから一ヶ月後にお見合いしたが、断られてばかりの連敗が続いた。

アタシは、知人に頼んで長女の就職を頼んだ。

長女は、街のデパートに就職した。

しかし、専門用語がわからずにちんぷんかんぷんになった。

ほとんどじっとしている時ばかりが多かったので、長女は耐えられなくなった。

結局、デパートは1日でやめた。

その後も、長女は職を転々とすることがつづいた。

そしてとうとう、無気力になったあげくに部屋にこもりきりになった。

こんなはずではなかった…

女の幸せは結婚して家庭に入るだけど思って長女に求めつづけた結果…

長女が引きこもりになった…

長女が立ち直る方法は…

もう…

ないのでしょうか?

……………

ないのでしょうかと言われても…

分かりません…

では、最後に41歳の娘を持つ67歳の育児ママからのメールです。

【娘がガンになった…残された孫はどうなるのよ…】

67歳・長女41歳(離婚後、孫をつれて出戻り)

アタシの長女は、38歳の時に知り合った2つ年下のカレと結婚した。

39歳の時に孫娘を出産した。

しかし、ダンナの浮気とDVが原因で結婚生活は破綻した。

その後、孫娘を連れて実家に出戻った。

娘は、実家に出戻った後に無気力状態におちいった。

孫娘の育児は、娘に代わってアタシとダンナが行った。

娘に早く立ち直ってほしい…

そう思っていた時に、娘は医師から乳ガンを宣告された。

ダンナは『娘と孫を養って行く経済力はあるから心配はいらない…』と言うてるけど、家は頭の痛い問題が山積していた。

アタシとダンナがいつまで元気で暮らして行けるか?

娘に万が一が発生して、孫娘に母親がいなくなったらどうするのか?

娘のダンナの実家《いえ》に対しての示談のことなど…

頭が痛い…

加えて、長女の教育の仕方がよくなかったのではないのかと思うようになった。

アタシとダンナは…

この先、どうやって娘と向き合って行けばいいのか…

………

わかりませんね…

えー、時間などの関係でご紹介したメールは少なめでした。

他にもたくさんの育児ママさんからメールをいただいてますので、あとでゆっくりと読ませていただきます。

いろんなおハナシを読みましたが、引きこもりになったお子さまが立ち直るためにはどうすればいいのか…と言うメールが多かったですね~

『自立した暮らしを送りなさい…』と言いますけど、『自立』と言うテイギはなんだろうか…

…と言うことも考えてみました。

答えは、分かりません…

ほんとうに分からないのですよ。

…………

…と言うことで、そろそろお時間が来ました。

ミセスのガマンフマンぶち曲げバナシ『ミセスのゲキジョー』…

次回もお楽しみに。
< 6 / 11 >

この作品をシェア

pagetop