佐伯達男のテレビのハナシ
サザエさん一家が理想の家族家庭と思わない理由
1969年秋にフジテレビ系で放映開始…またはテレビ愛媛が開局した時から55年間継続放送中のテレビアニメーション『サザエさん』の放送内容についての話である。
ぼくも『サザエさん』を見ていたが、1987年5月にしんどくなったので『サザエさん』を見ることをやめた。
『サザエさん』を見ることをやめてから37年が経過した。
番組の内容自体に違和感を感じる…
令和の時代にまったく合わない…
これには、きちんとしたワケがある。
職場と家庭だけを往復する波平さんとマスオさん…
学校と家庭だけを往復するカツオとワカメ…
サザエさんとフネさんは、家のことだけをする…
タラちゃんは、幼稚園・保育園に行かずに家庭で過ごす…
それがサザエさん一家の暮らしのスタイルである。
『男性は外へおつとめ』
『女性は家事』
『大きい子は学校へ行く』『タラちゃんはまだ小さいから幼稚園へ行かなくてもいいか…』
…と言う家庭でいいと思いますか?
とくに、タラちゃんが問題ですよ…
このままの状態でいたら、地域に友達ができなくなる…
もっとも問題は、サザエさんゃ波平さんがタラちゃんをしからずに過度に甘やかしている…
これでタラちゃんが社会に出たらまちがいなくざせつしますよ!!
それでいいのでしょうか!?
『サザエさん』のマンガは、1946年に夕刊フクニチ(西日本新聞の夕刊)で連載が始まった。
その後、いろんな過程を経て1950年代初頭に朝日新聞に移って、1974年まで連載された。
その時期に書かれた内容は、戦後まもない頃から70年代前半までの生活様式である。
『職場と家庭だけを往復する』
『学校と家庭だけを往復する』
『1台のちゃぶ台で家族がごはんを食べる』
『1台のテレビで家族が同じ番組を見る』
『子どもは早寝する』
『家族みんなで同じ場所へ旅行に行く』…
その頃のレジャーと言えば…
『デパート』
『映画館』
『遊園地』
『家族そろって日帰りの行楽旅行』
…などである。
令和の今は…
『フジグラン』
『パルティ』
『エミフル』
『イオンモール』
『ナタリー』(広島県)などの郊外型のショッピングセンター・一体型スーパーストア…
『レオマ』
『USJ』
『ディズニーリゾート』
『みろくの里』などのテーマパーク型の遊園地…
…がありますが、家族みんながそろって行く割合はどれくらいあると思いますか?
どちらかと言えば…
『ネットカフェ』
『個室ビデオ』
『終夜営業のフィットネス』
…と言った個人レジャー施設が多く点在している…
あるいは、『アマゾンプライムビデオ』『ネットフリックス』『ユーチューブ』などで動画を楽しむ…
…と言うことで、休日に家族みんながそろって同じ場所へ行く割合は減少に転じたと思う。
だから、サザエさん一家のような家庭・家族は令和の現在には合わない…
今の世の中は、家庭・家族の形態が大きくさまがわりした。
それは、洗剤製品のCMを見たら分かると思う。
昭和の洗濯洗剤や台所洗剤のCMは、女優さんが出演していた。
平成の終わりが近づいた頃から現在にかけては男性俳優さんが出演している。
例を挙げるなら…
ライオン『トップ』の嵐の二宮和也さんと相葉雅紀さん…
ライオンの洗濯洗剤・P&Gの台所洗剤『ジョイ』の西島秀俊さん(ぼくと同学年)など…
…が挙げられる。
テレビ愛媛でかつて放送していたドラマで阿部寛さんが主演の『アットホームダット』があった。
劇中、おとうちゃんが家事全般をこなしている…
その様子を見て分かるように、今現在の家庭・家族の形態はサザエさん一家とはまるっきり違う…と言うである。
それでも、サザエさん一家が理想の家庭・家族だと言い切れますか?
ぼくも『サザエさん』を見ていたが、1987年5月にしんどくなったので『サザエさん』を見ることをやめた。
『サザエさん』を見ることをやめてから37年が経過した。
番組の内容自体に違和感を感じる…
令和の時代にまったく合わない…
これには、きちんとしたワケがある。
職場と家庭だけを往復する波平さんとマスオさん…
学校と家庭だけを往復するカツオとワカメ…
サザエさんとフネさんは、家のことだけをする…
タラちゃんは、幼稚園・保育園に行かずに家庭で過ごす…
それがサザエさん一家の暮らしのスタイルである。
『男性は外へおつとめ』
『女性は家事』
『大きい子は学校へ行く』『タラちゃんはまだ小さいから幼稚園へ行かなくてもいいか…』
…と言う家庭でいいと思いますか?
とくに、タラちゃんが問題ですよ…
このままの状態でいたら、地域に友達ができなくなる…
もっとも問題は、サザエさんゃ波平さんがタラちゃんをしからずに過度に甘やかしている…
これでタラちゃんが社会に出たらまちがいなくざせつしますよ!!
それでいいのでしょうか!?
『サザエさん』のマンガは、1946年に夕刊フクニチ(西日本新聞の夕刊)で連載が始まった。
その後、いろんな過程を経て1950年代初頭に朝日新聞に移って、1974年まで連載された。
その時期に書かれた内容は、戦後まもない頃から70年代前半までの生活様式である。
『職場と家庭だけを往復する』
『学校と家庭だけを往復する』
『1台のちゃぶ台で家族がごはんを食べる』
『1台のテレビで家族が同じ番組を見る』
『子どもは早寝する』
『家族みんなで同じ場所へ旅行に行く』…
その頃のレジャーと言えば…
『デパート』
『映画館』
『遊園地』
『家族そろって日帰りの行楽旅行』
…などである。
令和の今は…
『フジグラン』
『パルティ』
『エミフル』
『イオンモール』
『ナタリー』(広島県)などの郊外型のショッピングセンター・一体型スーパーストア…
『レオマ』
『USJ』
『ディズニーリゾート』
『みろくの里』などのテーマパーク型の遊園地…
…がありますが、家族みんながそろって行く割合はどれくらいあると思いますか?
どちらかと言えば…
『ネットカフェ』
『個室ビデオ』
『終夜営業のフィットネス』
…と言った個人レジャー施設が多く点在している…
あるいは、『アマゾンプライムビデオ』『ネットフリックス』『ユーチューブ』などで動画を楽しむ…
…と言うことで、休日に家族みんながそろって同じ場所へ行く割合は減少に転じたと思う。
だから、サザエさん一家のような家庭・家族は令和の現在には合わない…
今の世の中は、家庭・家族の形態が大きくさまがわりした。
それは、洗剤製品のCMを見たら分かると思う。
昭和の洗濯洗剤や台所洗剤のCMは、女優さんが出演していた。
平成の終わりが近づいた頃から現在にかけては男性俳優さんが出演している。
例を挙げるなら…
ライオン『トップ』の嵐の二宮和也さんと相葉雅紀さん…
ライオンの洗濯洗剤・P&Gの台所洗剤『ジョイ』の西島秀俊さん(ぼくと同学年)など…
…が挙げられる。
テレビ愛媛でかつて放送していたドラマで阿部寛さんが主演の『アットホームダット』があった。
劇中、おとうちゃんが家事全般をこなしている…
その様子を見て分かるように、今現在の家庭・家族の形態はサザエさん一家とはまるっきり違う…と言うである。
それでも、サザエさん一家が理想の家庭・家族だと言い切れますか?