愛のない政略結婚で離婚したはずですが、子供ができた途端溺愛モードで元旦那が迫ってくるんですがなんででしょう?
「とにかくこの件はもう少し、僕に預けてくれ。
まあ、だいたいの見当はついてるんだが……」
さらに彼が渋い顔になる。
それほどこれは、深刻な状況なんだろうか。
なんだか、心配になってきた……。
「ああ、ごめん!」
私は不安そうな顔をしていたのか、宣利さんが急に謝ってくる。
「大丈夫だよ、状況は相手に不利だと思うしね」
彼は私の気持ちを落ち着かせるようにキスしてきた。
それだけで安心できちゃうのってなんでだろう?
週末は宣利さんとふたりで式の相談をしていた。
会場が選ばれた人しか会員になれない、格式の高いレストランなのであまり変なことはできないが、それでも今回は身内だけのこぢんまりとした結婚式で貸し切りなので、融通してくれるという。
それでできるだけ手作りして、アットホームな式にしようと計画していた。
幸い私は現在、仕事をしていないので時間はある。
「招待状とか席次表とか、紙ものは基本ですよね?」
宣利さんが持ってきたノートパソコンでいろいろ調べながら、相談をする。
「でも、うちのプリンタだとな……」
まあ、だいたいの見当はついてるんだが……」
さらに彼が渋い顔になる。
それほどこれは、深刻な状況なんだろうか。
なんだか、心配になってきた……。
「ああ、ごめん!」
私は不安そうな顔をしていたのか、宣利さんが急に謝ってくる。
「大丈夫だよ、状況は相手に不利だと思うしね」
彼は私の気持ちを落ち着かせるようにキスしてきた。
それだけで安心できちゃうのってなんでだろう?
週末は宣利さんとふたりで式の相談をしていた。
会場が選ばれた人しか会員になれない、格式の高いレストランなのであまり変なことはできないが、それでも今回は身内だけのこぢんまりとした結婚式で貸し切りなので、融通してくれるという。
それでできるだけ手作りして、アットホームな式にしようと計画していた。
幸い私は現在、仕事をしていないので時間はある。
「招待状とか席次表とか、紙ものは基本ですよね?」
宣利さんが持ってきたノートパソコンでいろいろ調べながら、相談をする。
「でも、うちのプリンタだとな……」