パパLOVE
櫻井泉水
私の名前は櫻井泉水。
高校3年生。
千葉の高校に通っている。
高校生と言っても私は普通の高校生とは違う。
何が違うかと言うと、特別教室で生活を送っている。
なぜかと言うと、私は吃音症という障がいを持っているから。
吃音症とは話を始めるときに最初の一音が詰まったり、同じ音を繰り返したりする障がいで、思っていることや考えていることが上手く言葉に出来ない厄介なもの。
この障がいを抱えていたせいで小学生の高学年くらいから中学、高校と殆んどの時間を特別教室で過ごしていくことになった。
友達ともコミュニケーションは取れないし、授業でも手を上げて発現できない。
それでも私は普通の人と同じように教室で授業も受けたいし、友達を作ってお喋りもしたかった。
最初は他の人と同じように教室で過ごしていたけど、何をしても上手く行かず、それを見ていた先生が親と話し合って特別教室にいれることにしてしまった。
でも、仕方なかった。
確かに私は他の人とは違っていた。
私だけならいいけど、他の人に迷惑をかけて嫌な思いをさせてしまうのは私のわがままだと思い、特別教室に行くことにした。
4月に入り、うちの両親が離婚することに決まった。
そして、私たち姉妹は母について行くことになった。
引っ越し先は東京の青梅市にある母の実家だった。
だから高校も東京の学校に転校することになった。
転校先の高校はA高等学校という普通科の高校。
5月から通うことになった。
そこで私は母と高校の先生に教室で過ごしたいとお願いをした。
そして何とか了解を得て特別教室ではない普通の教室で授業を受けて、クラスの仲間と過ごせることとなった。
但し、条件を出された。
もし、先生の目から見て、普通の教室でやっていくのが厳しいと思われたら、特別教室に移動させられるというものだった。
転校初日。
学校に登校し担任の先生に下駄箱を案内してもらったあと、一緒に教室に向かった。
先生と教室に入っていくと、クラスがザワついているのがわかった。
思ったよりも歓迎されているようで嬉しかった。
高校3年生。
千葉の高校に通っている。
高校生と言っても私は普通の高校生とは違う。
何が違うかと言うと、特別教室で生活を送っている。
なぜかと言うと、私は吃音症という障がいを持っているから。
吃音症とは話を始めるときに最初の一音が詰まったり、同じ音を繰り返したりする障がいで、思っていることや考えていることが上手く言葉に出来ない厄介なもの。
この障がいを抱えていたせいで小学生の高学年くらいから中学、高校と殆んどの時間を特別教室で過ごしていくことになった。
友達ともコミュニケーションは取れないし、授業でも手を上げて発現できない。
それでも私は普通の人と同じように教室で授業も受けたいし、友達を作ってお喋りもしたかった。
最初は他の人と同じように教室で過ごしていたけど、何をしても上手く行かず、それを見ていた先生が親と話し合って特別教室にいれることにしてしまった。
でも、仕方なかった。
確かに私は他の人とは違っていた。
私だけならいいけど、他の人に迷惑をかけて嫌な思いをさせてしまうのは私のわがままだと思い、特別教室に行くことにした。
4月に入り、うちの両親が離婚することに決まった。
そして、私たち姉妹は母について行くことになった。
引っ越し先は東京の青梅市にある母の実家だった。
だから高校も東京の学校に転校することになった。
転校先の高校はA高等学校という普通科の高校。
5月から通うことになった。
そこで私は母と高校の先生に教室で過ごしたいとお願いをした。
そして何とか了解を得て特別教室ではない普通の教室で授業を受けて、クラスの仲間と過ごせることとなった。
但し、条件を出された。
もし、先生の目から見て、普通の教室でやっていくのが厳しいと思われたら、特別教室に移動させられるというものだった。
転校初日。
学校に登校し担任の先生に下駄箱を案内してもらったあと、一緒に教室に向かった。
先生と教室に入っていくと、クラスがザワついているのがわかった。
思ったよりも歓迎されているようで嬉しかった。