パパLOVE
うまっ!
初めて飲んだフラッペは甘くて冷たくてとっても美味しかった。
美味しすぎて、無意識でストローを思い切り吸い込んでいる私がいた。
イッ!
勢いよく吸い込み飲み干したせいで、頭がキーンと痛くなった。
頭をおさえていると、彼が優しく背中をさすってくれた。
痛みがおさまると、彼もチョコミント味のフラッペを飲み始めた。
ストローを口に加えて飲む姿が、とても男前で色っぽくて目が離せなくなった。
そんな私の視線に気付いた彼に「飲みます?」かと聞かれた。
もちろん首を振って断ったけど、彼は半ば強引にフラッペを手渡してきた。
私は彼を見つめながら「間接キスになっちゃうけどいいの?」と心の中で質問をしてみた。
すると一瞬だけど、彼がその質問に対して「うん」と頷いたように見えた。
だから、私はうしろに振り返り遠慮なく口にくわえた。
彼との間接キス…チョコミントの香りがした。
チョー嬉しい。
「キャー」って思い切り叫び声をあげたくなった。
それにしてもおいしい…
キャラメル味も良いけど、チョコミントも最高に美味しい。
美味しくて彼に返すのを忘れて飲み続けてしまった。
気付いた時には、2/3はなくなってしまっていた。
しまったぁ…。
私が申し訳なさそうに返すと、まるで何も気にしていないかのようにストローを口にくわえた。
彼は私と間接キスになることなど気にもとめていないようだった。
そりゃそうだよね。
私のことなんて何とも思ってない訳だし…。
それから少ししてから公園を出て、駅に向かった。
そして別れ際に袋いっぱいのお菓子をお土産にもらった。
家に帰って袋の中のお菓子を見ると私の大好きな物ばかりが入っていて嬉しくなった。
翌日の最終公演は彼からもらったチケットのおかげで鑑賞することが出来た。
公演終了後の出待ちで、いつものように彼に1輪の花を渡し握手してもらった。
「また、フラッペを一緒に飲もうね」
と言ってくれた。
ただのファンの1人にしかすぎない私に気を留めてくれていることが幸せだった。
でも、最終公演が終わってしまったので、舞台後の出待ちがなくなってしまった。
それでも彼に会いたかった。
会いたくて仕方なくて、ジッとなんてしていられなかった。
彼から次の舞台の練習が始まることを、公園で聞いていたので、彼の最寄りの駅で彼が来るのを待った。
別に話しかける訳ではない。
彼に会いたかったから。
それと彼がどこで練習をしているのかを知りたかったから。
だから彼のあとをつけて彼の舞台の稽古場までついて行った。
これってストーカー?かもしれない…
自分のしていることが虚しくて、情けなくなった。
それでも彼に会いたかったし、会いに行きたかった。
初めて飲んだフラッペは甘くて冷たくてとっても美味しかった。
美味しすぎて、無意識でストローを思い切り吸い込んでいる私がいた。
イッ!
勢いよく吸い込み飲み干したせいで、頭がキーンと痛くなった。
頭をおさえていると、彼が優しく背中をさすってくれた。
痛みがおさまると、彼もチョコミント味のフラッペを飲み始めた。
ストローを口に加えて飲む姿が、とても男前で色っぽくて目が離せなくなった。
そんな私の視線に気付いた彼に「飲みます?」かと聞かれた。
もちろん首を振って断ったけど、彼は半ば強引にフラッペを手渡してきた。
私は彼を見つめながら「間接キスになっちゃうけどいいの?」と心の中で質問をしてみた。
すると一瞬だけど、彼がその質問に対して「うん」と頷いたように見えた。
だから、私はうしろに振り返り遠慮なく口にくわえた。
彼との間接キス…チョコミントの香りがした。
チョー嬉しい。
「キャー」って思い切り叫び声をあげたくなった。
それにしてもおいしい…
キャラメル味も良いけど、チョコミントも最高に美味しい。
美味しくて彼に返すのを忘れて飲み続けてしまった。
気付いた時には、2/3はなくなってしまっていた。
しまったぁ…。
私が申し訳なさそうに返すと、まるで何も気にしていないかのようにストローを口にくわえた。
彼は私と間接キスになることなど気にもとめていないようだった。
そりゃそうだよね。
私のことなんて何とも思ってない訳だし…。
それから少ししてから公園を出て、駅に向かった。
そして別れ際に袋いっぱいのお菓子をお土産にもらった。
家に帰って袋の中のお菓子を見ると私の大好きな物ばかりが入っていて嬉しくなった。
翌日の最終公演は彼からもらったチケットのおかげで鑑賞することが出来た。
公演終了後の出待ちで、いつものように彼に1輪の花を渡し握手してもらった。
「また、フラッペを一緒に飲もうね」
と言ってくれた。
ただのファンの1人にしかすぎない私に気を留めてくれていることが幸せだった。
でも、最終公演が終わってしまったので、舞台後の出待ちがなくなってしまった。
それでも彼に会いたかった。
会いたくて仕方なくて、ジッとなんてしていられなかった。
彼から次の舞台の練習が始まることを、公園で聞いていたので、彼の最寄りの駅で彼が来るのを待った。
別に話しかける訳ではない。
彼に会いたかったから。
それと彼がどこで練習をしているのかを知りたかったから。
だから彼のあとをつけて彼の舞台の稽古場までついて行った。
これってストーカー?かもしれない…
自分のしていることが虚しくて、情けなくなった。
それでも彼に会いたかったし、会いに行きたかった。