パパLOVE
三枝快斗
僕の名前は三枝快斗。

F高校の2年生。

小学生の時からずっとサッカーをやってきた。

今もサッカー部に所属している。

小学・中学ともにキャプテンでエースストライカーをやらせてもらいチームを全国大会まで導いてきた。

1試合、だいたい３得点以上はしてきたので、年間通算何百得点は挙げてると思う。

中学の時に、サッカーの名門校の監督から目をつけてもらい、何度もスカウトされた。

そして僕はサッカーのスポーツ特待生としてF高校に入学した。

入学金や授業料などは全て免除され、とても良い環境でサッカーに専念できた。

サッカーだけは誰にも負けないくらい練習してきたし、辞めたくなるくらい厳しい練習にも耐えてきた。

だから今の僕がある。

僕のドリブルのテクニックとスピード、そしてパスとシュートの正確さでは僕に敵う人間はいないと思っている。

別に天狗になっている訳ではなくて、色んな選手を見てきたし、沢山の素晴らしい選手と肌を合わせてきて感じたことだった。

それに勝負感と言うか試合感と言うのかどうかはわからないけど、多くの試合に出て色んな経験をさせてもらったので試合の流れや勝負どころを誰よりも早く察知することが出来るし、それのおかげで試合を制することを可能にさせた。

また、味方の選手と相手の選手が今どこにいるのかが、瞬時に頭に入ってくるので、試合を組み立てるのに非常に役に立った。

結果、僕はサッカーに関しては天才と称されるようになったし、マスメディアでも大きく取り上げてもらったりもした。

そのおかげで僕のファンクラブが出来て、ファンの方は一生懸命応援してくれる。

本当に有り難い存在だ。

また、僕のサッカー人生では欠かせない１人の人間がいる。

それは後々紹介しようと思うけど、この人がいなければ、こんなにもサッカーが上手くなっていないし、チームをまとめ上げ勝ち進むことは出来なかったに違いない。
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