龍神様のお菓子
落雁の女
「それは無理」
開口一番、龍青はいつもの作務衣に身を包みながら嫌そうな表情で呟いた。
「いや、私まだ何もいってませんけど?」
夢香は困った様に、真新しいネームプレートを受け取る。
「お前が何言いたいのかくらい、大体わかるよ」
「じゃあ私が今何を言おうとしたのか説明してもらっていいですか?」
龍青の態度に少しイラついた夢香は向きになって尋ねる。
「この前会った幼馴染の小鳥遊昴君をバイトに入れてくれって相談だろ?」
龍青は耳の穴に指を突っ込みながら答える。
「やっぱりエスパーですか…」
「エスパー何かと一緒にすんな」
夢香は悔しそうに「じゃあ何なんですか」と呟くと、龍青は真剣な眼差しで
「神様だけど?」
と答えた。
開口一番、龍青はいつもの作務衣に身を包みながら嫌そうな表情で呟いた。
「いや、私まだ何もいってませんけど?」
夢香は困った様に、真新しいネームプレートを受け取る。
「お前が何言いたいのかくらい、大体わかるよ」
「じゃあ私が今何を言おうとしたのか説明してもらっていいですか?」
龍青の態度に少しイラついた夢香は向きになって尋ねる。
「この前会った幼馴染の小鳥遊昴君をバイトに入れてくれって相談だろ?」
龍青は耳の穴に指を突っ込みながら答える。
「やっぱりエスパーですか…」
「エスパー何かと一緒にすんな」
夢香は悔しそうに「じゃあ何なんですか」と呟くと、龍青は真剣な眼差しで
「神様だけど?」
と答えた。