星神〜CrownAngel〜
飛月「奏冠翔閃(レムレタ)」
危険を感じた俺は会話の途中でエリデルの足元へ閃光を放つ奏陣を描き発動する


しかしそれを見切っていたかのようにエリデルは回避した

エリデル「その術式は範囲が狭すぎですよ!」
エリデルは後方へバックステップでレムレタを回避したすぐに精霊弾系術式(シューティングアーツ)を放った


飛月「なめるな!」
俺は精霊弾を精霊弾で相殺すると同時に閃光系術式(バスターアーツ)を放った


飛月「破閃砲(アンテード)」
威力の高い砲撃がエリデルへ向かっていく
予想外の攻撃に焦りもたついてしまってしたが
苦もなく割とあっさり回避した


エリデル「やりますね・・・」
アンテードをかわすと同時にエリデルは自分の武器である槍で突いてきた
俺はすかさず奏刃で受ける


エリデルの激しい突きを流しながら反撃の好機を待つ 隙をついてもエリデルの槍で止められ攻守交代


そんな攻防を繰り返しているとエリデルが攻撃のテンポを変えリズムを崩され大きな隙を作ってしまう

俺は防御の態勢を取るがエリデルはそれを無視して大きく間合いをとった


エリデル「さすが『天帝』と呼ばれているだけはありますね!」
エリデルは自らの槍を深く握り直し今までとは異なる槍の先を後ろに向けるという不思議な構えをとった


エリデル「我が槍『仙蝉武者(せんぜんむしゃ)』が奥義『雷蝉(らいぜん)』をお見せしましょう・・・」


エリデルの槍『仙蝉武者』の先に雷がほとばしり
激しい轟雷を纏っていく


飛月「んじゃ俺も大奏典の1つ第1奏典『神天の霊曲(ディヴァインクロス)』を見せてやるよ!」


お互い笑みを浮かべながら精霊力(レーヴェ)をためる
そしてお互いに相手へと向かって走りだした・・・・



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