飼い主は幼なじみ
晴れは正義
"夏都side"
わたしは晴れてる日が大好きだ。
あの日から雨は大っ嫌い。
雨の音も匂いも空気も全て大っ嫌い。
晴れは正義なのだ。
「夏都そろそろ行くか」
「ん。」
わたしとこいつは毎朝一緒に学校に行く
「夏都明日雨」
「そっか」
天気予報は絶対に見ない。
雨だって知ると晴れの日が楽しめない。
明日雨だって考えるだけで嫌になる。
でもこいつは丁寧に明日の天気予報を言ってくる。
ありがた迷惑。
でもこいつなりの優しさって分かってるから
私は何も言わない。
「ねぇ、明日も家来て」
「来てくださいだろ」
「じゃいい」
「……あっそ」
たまに出るこの偉そうな態度
1分早いくらいでなんなんだよ
わたしは晴れてる日が大好きだ。
あの日から雨は大っ嫌い。
雨の音も匂いも空気も全て大っ嫌い。
晴れは正義なのだ。
「夏都そろそろ行くか」
「ん。」
わたしとこいつは毎朝一緒に学校に行く
「夏都明日雨」
「そっか」
天気予報は絶対に見ない。
雨だって知ると晴れの日が楽しめない。
明日雨だって考えるだけで嫌になる。
でもこいつは丁寧に明日の天気予報を言ってくる。
ありがた迷惑。
でもこいつなりの優しさって分かってるから
私は何も言わない。
「ねぇ、明日も家来て」
「来てくださいだろ」
「じゃいい」
「……あっそ」
たまに出るこの偉そうな態度
1分早いくらいでなんなんだよ