君の隣にいられたなら。
私にこう言うことしちゃうんだもんね。
鬱陶しいくらいモテてしまうのは、あなたのその思わせぶりな言動のせいですよ、って言ってあげたい。
絶対に言わないけど。
どれだけ振り回されても、私の気持ちは変わらないんだなって、自分でも呆れちゃう。
心の中で自分にため息をつきつつも、教室に戻ると、なぜか私の教室の前に実里がスマホを触りながら立ってた。
今はお昼休み。普段なら私が実里の教室にお弁当を持って行って、一緒にお昼をしているのに。
珍しい。
「実里、どうしたの?」
「あ、待ってた」
「何〜?」
「いや、そっちのクラスの女子たちがうちのクラスで集会してたからうるさくて」
鬱陶しいくらいモテてしまうのは、あなたのその思わせぶりな言動のせいですよ、って言ってあげたい。
絶対に言わないけど。
どれだけ振り回されても、私の気持ちは変わらないんだなって、自分でも呆れちゃう。
心の中で自分にため息をつきつつも、教室に戻ると、なぜか私の教室の前に実里がスマホを触りながら立ってた。
今はお昼休み。普段なら私が実里の教室にお弁当を持って行って、一緒にお昼をしているのに。
珍しい。
「実里、どうしたの?」
「あ、待ってた」
「何〜?」
「いや、そっちのクラスの女子たちがうちのクラスで集会してたからうるさくて」