君の隣にいられたなら。
「いいですよ」
「ほんと〜!!じゃあ土曜日!どう?」
「はい」
こうしてなぜか、先輩とデートに行くことになった。
気づいたら、力みも震えも、冷えていく感覚も無くなっていて、楽しみだなあとか笑っている先輩のスマホの画面に映っているQRコードを読み取ろうとスマホを手に取った。
◇ ◇ ◇
「茉白ちゃんはチョコと抹茶ならどっちが好き〜」
「抹茶が好きです」
「じゃあ抹茶クレープね!」
先輩は嬉しそうに列に並んでいて、それで少し私も笑ってしまう。
今朝、駅前で待ち合わせしてからずっとこんなテンションな先輩。
電車の遅延で10分ほど遅れてしまった私にもなんの文句も言わず、爽やかにおはよう、と声をかけてくれた。
学校の外で見る先輩は、恐ろしくかっこよかった。
いつもはサラサラな髪も今日はセットされている。
デニムジャケットが解釈一致すぎて、素敵。
と、まあ、完璧な様相です。
「あっ茉白ちゃん笑ってる!」
「え、だめでしたか」
「違うよ!珍しくて嬉しくなっちゃっただけ」
「ほんと〜!!じゃあ土曜日!どう?」
「はい」
こうしてなぜか、先輩とデートに行くことになった。
気づいたら、力みも震えも、冷えていく感覚も無くなっていて、楽しみだなあとか笑っている先輩のスマホの画面に映っているQRコードを読み取ろうとスマホを手に取った。
◇ ◇ ◇
「茉白ちゃんはチョコと抹茶ならどっちが好き〜」
「抹茶が好きです」
「じゃあ抹茶クレープね!」
先輩は嬉しそうに列に並んでいて、それで少し私も笑ってしまう。
今朝、駅前で待ち合わせしてからずっとこんなテンションな先輩。
電車の遅延で10分ほど遅れてしまった私にもなんの文句も言わず、爽やかにおはよう、と声をかけてくれた。
学校の外で見る先輩は、恐ろしくかっこよかった。
いつもはサラサラな髪も今日はセットされている。
デニムジャケットが解釈一致すぎて、素敵。
と、まあ、完璧な様相です。
「あっ茉白ちゃん笑ってる!」
「え、だめでしたか」
「違うよ!珍しくて嬉しくなっちゃっただけ」