悪魔なあなたと結婚させてください!
アレクが幸の背中に両腕を回す。

最初のころが腕が周り切らないくらい大きかった幸の体が、今ではアレクの腕にちゃんと包み込まれている。

その分アレクのぬくもりをちゃんと感じることができるようになった。

幸はアレクの腕の中で目を閉じてそのぬくもりをしっかりと受け取ったのだった。
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