悪魔なあなたと結婚させてください!
「ずっと気になってたんだけど。どうしてダイエットするつもりになったの?」
その質問に言葉に詰まってしまった。
好きな人ができたからと言えば、きっと明里は相手が誰か気になるはずだ。
明里になら全部話してもいいかもしれないと思う反面、やっぱり信じてもらえないだろうからという気持ちもある。
「……まぁ、不健康だったしさ」
90キロあった頃の自分を思い出すと、健康診断でことごとくひっかかっていた。
お酒に関しても控えるように注意されていて無視していただけだったのだ。
「そっか。てっきり好きな人でもできたのかと思ってた」
その言葉に吹き出してしまいそうになり、グッとこらえる。
すでにバレていたのだと思うと恥ずかしくて顔が赤くなる。
「そ、そんなんじゃないよ」
と、幸はわかりやすく否定して、明里は大きな声で笑ったのだった。
その質問に言葉に詰まってしまった。
好きな人ができたからと言えば、きっと明里は相手が誰か気になるはずだ。
明里になら全部話してもいいかもしれないと思う反面、やっぱり信じてもらえないだろうからという気持ちもある。
「……まぁ、不健康だったしさ」
90キロあった頃の自分を思い出すと、健康診断でことごとくひっかかっていた。
お酒に関しても控えるように注意されていて無視していただけだったのだ。
「そっか。てっきり好きな人でもできたのかと思ってた」
その言葉に吹き出してしまいそうになり、グッとこらえる。
すでにバレていたのだと思うと恥ずかしくて顔が赤くなる。
「そ、そんなんじゃないよ」
と、幸はわかりやすく否定して、明里は大きな声で笑ったのだった。