悪魔なあなたと結婚させてください!
☆☆☆
「うん。いいんじゃないかな」
上司の言葉に幸はホッと胸をなでおろした。
昨日はあのふたりに仕事を邪魔されたから、今日は出来上がるまで席を立たなかったのだ。
仕事にOKが出れば幸も人並みに安堵する。
今日は自分にご褒美をあげてもいいかもしれない。
奮発して焼き鳥でも買って帰ろうかな。
そう考えながらトイレへと走った。
席を立たないようにしていたから30分くらい前からずっと我慢していたのだ。
慌ててトイレのドアを開けると、運悪く朋香と和美のふたりが化粧直しをしていた。
もうすぐ昼休憩だからそのときにすればいいものを、ふたりはサボるためにこうしてよくトイレや給湯室を使う。
幸はふたりと視線をあわせないようにしてすぐに個室へ入った。
幸が個室へ入ってすぐにクスクスという笑い声が聞こえてくる。
乙姫をつけてもその笑い声だけは聞こえてきていて、心臓の音が早くなっていくのを感じる。
「うん。いいんじゃないかな」
上司の言葉に幸はホッと胸をなでおろした。
昨日はあのふたりに仕事を邪魔されたから、今日は出来上がるまで席を立たなかったのだ。
仕事にOKが出れば幸も人並みに安堵する。
今日は自分にご褒美をあげてもいいかもしれない。
奮発して焼き鳥でも買って帰ろうかな。
そう考えながらトイレへと走った。
席を立たないようにしていたから30分くらい前からずっと我慢していたのだ。
慌ててトイレのドアを開けると、運悪く朋香と和美のふたりが化粧直しをしていた。
もうすぐ昼休憩だからそのときにすればいいものを、ふたりはサボるためにこうしてよくトイレや給湯室を使う。
幸はふたりと視線をあわせないようにしてすぐに個室へ入った。
幸が個室へ入ってすぐにクスクスという笑い声が聞こえてくる。
乙姫をつけてもその笑い声だけは聞こえてきていて、心臓の音が早くなっていくのを感じる。