悪魔なあなたと結婚させてください!
「今日の飲み会楽しみだねぇ」
朋香のそんな声が聞こえてきて思わずビクリとしてしまう。
でも、飲み会?
そんな話は聞いていない。
「本当だね。人事部の中川くんも来るって!」
「本当に!? あ、でも呼ばれてない人もいるんだっけぇ?」
わざとらしくトイレ中にひびく朋香の声。
ふたりは幸が飲み会に誘われていないことを知っているのだ。
飲み会なんて面倒なことに参加しなくていいのは幸いだけれど、それをこういう形で使われると少しだけ気分が悪くなる。
ふたりに関しては、完全に悪意があるし。
「ほーんと。かわいそう! でも仕方ないよねぇ。飲み会に参加したってお笑い担当にさせられるだけだもんねぇ」
朋香のそんな声が聞こえてきて思わずビクリとしてしまう。
でも、飲み会?
そんな話は聞いていない。
「本当だね。人事部の中川くんも来るって!」
「本当に!? あ、でも呼ばれてない人もいるんだっけぇ?」
わざとらしくトイレ中にひびく朋香の声。
ふたりは幸が飲み会に誘われていないことを知っているのだ。
飲み会なんて面倒なことに参加しなくていいのは幸いだけれど、それをこういう形で使われると少しだけ気分が悪くなる。
ふたりに関しては、完全に悪意があるし。
「ほーんと。かわいそう! でも仕方ないよねぇ。飲み会に参加したってお笑い担当にさせられるだけだもんねぇ」