俺の隣に居る君は…

side さの

なぜか物心ついた時からはときのことが大好きだった。

小学3年生くらいの時の記憶なんてもうほとんどないけれど、なんとなく好きだったんたと思う。

明確に今でも覚えているのは、私が小学6年生の時のことだ。

私は小学6年生の時、いじめられているわけではなかったけれど、クラスの男子からのイジリが、限度を超えたものになっていた。




「ブス!」

「こっち来んなよー」

「お前その見た目なんだから勉強は出来ろよな」




「うるっさい!」なんて笑いながら流していたけれど、思っていたよりも辛かった。

なんにも言い返せずに家に帰っては泣く私を、まだ低学年のときは見ていた。
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