あの日見た、君の笑顔を
帰り道
放課後、私は俊也君と帰る約束をしていたので、挨拶が終わるとすぐに、靴箱へ向かった。
靴箱へ行くと、すでに俊也くんは来ていた。
「あ、桜井さん。」
「ごめんね、遅くなって。待っちゃったかな。」
「ううん、僕も今来たところだよ。さあ、帰ろう。」
そう言うと、俊也くんは私の手のひらに自分の手をのせ、握った。
え、待って待って。
今、手、つないでるよね・・・?!
いくらなんでも、早すぎない?
それか、私が時代遅れだけなのかどうかは分からないけど、もし誰かに見られていたら・・・!
もう我慢が出来なくて、素直に言った。
「あ、あの・・・手が・・・。」
「うん?あ、ご、ごめんっ!つい無意識にしてしまって。ごめんね、本当に。」
そして俊也くんは手をパッと手を離した。
ふ、ふう。よかった。
「・・・。」
「・・・。」
え、待って。
どうしよう、話せない!
靴箱へ行くと、すでに俊也くんは来ていた。
「あ、桜井さん。」
「ごめんね、遅くなって。待っちゃったかな。」
「ううん、僕も今来たところだよ。さあ、帰ろう。」
そう言うと、俊也くんは私の手のひらに自分の手をのせ、握った。
え、待って待って。
今、手、つないでるよね・・・?!
いくらなんでも、早すぎない?
それか、私が時代遅れだけなのかどうかは分からないけど、もし誰かに見られていたら・・・!
もう我慢が出来なくて、素直に言った。
「あ、あの・・・手が・・・。」
「うん?あ、ご、ごめんっ!つい無意識にしてしまって。ごめんね、本当に。」
そして俊也くんは手をパッと手を離した。
ふ、ふう。よかった。
「・・・。」
「・・・。」
え、待って。
どうしよう、話せない!