心臓外科医になって帰ってきた幼馴染の甘くて熱い包囲網
「めんどくせえな、起きて来るんじゃねえよ」
優しい遼とは一転、まるで別人のように荒っぽい言葉だった。片手できつく口元を押さえつけて来る。紗知子は手を剥がそうともがきながらも、恐怖で足はすくんでいた。
遼は紗知子を引きずってリビングのスイッチを切ると、暗転した部屋のソファに紗知子の体を押し付け、耳元に口をそばめた。
拘束から逃れようと必死で体をよじる紗知子に
「警察に言わないって約束だよ?俺、いつもアンタを見張ってるから」
低い声で言うと遼は背中のリュックを下ろし、手早くテープで紗知子の口を塞いだ。
遼の手が慄く紗知子の胸元にふれ、強い力でふくらみを掴んだ。全身で拒んで体をよじる紗知子をおさえ、もう片方の手を両足の間に割り入れ、執拗に触れてくる。
やめて…体を跳ね上げて抵抗するが、遼の拘束から逃れられない。
次の瞬間、遼の動きが一瞬止まった。遼の体が、わずかに宙に浮き上がる。
優しい遼とは一転、まるで別人のように荒っぽい言葉だった。片手できつく口元を押さえつけて来る。紗知子は手を剥がそうともがきながらも、恐怖で足はすくんでいた。
遼は紗知子を引きずってリビングのスイッチを切ると、暗転した部屋のソファに紗知子の体を押し付け、耳元に口をそばめた。
拘束から逃れようと必死で体をよじる紗知子に
「警察に言わないって約束だよ?俺、いつもアンタを見張ってるから」
低い声で言うと遼は背中のリュックを下ろし、手早くテープで紗知子の口を塞いだ。
遼の手が慄く紗知子の胸元にふれ、強い力でふくらみを掴んだ。全身で拒んで体をよじる紗知子をおさえ、もう片方の手を両足の間に割り入れ、執拗に触れてくる。
やめて…体を跳ね上げて抵抗するが、遼の拘束から逃れられない。
次の瞬間、遼の動きが一瞬止まった。遼の体が、わずかに宙に浮き上がる。