組員とお嬢の恋

立花組

だ、だれか・・・


「たす・・・けて・・・」


口も押えられ、途切れ途切れでしか、声を出せない


口を押さえているものに、睡眠薬でも含まれていたのか、意識を手放した


次に目を覚ました時には、知らない場所にいた


いや・・・知ってる・・・私は、この場所に来たことある・・・


どうして・・・どうして私は、ここに
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