組員とお嬢の恋
周りから聞こえてくる殴り合う音


ここから出るために立とうとすると、足に力が入らず、座りこんでしまった


「少しだけ、我慢してくれ」


そう言って、廉人はお姫様抱っこをして車へと連れてきてくれた


「お父さんは?」


「組長同士でやり合ってる。それと・・・かなり、怒ってる」
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