組員とお嬢の恋
「俺から離れるなよ」


廉人は何の迷いもなく、中へと入っていった


そのあとを私は追う


「総長、お疲れ様です。みなさん、揃ってます」


声をかけてくれた人を無視して、奥へと進む廉人だが、そんな廉人にこの人は、尊敬の眼差しで見ていた
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