【完結】私とコンビニ吸血鬼~春夏秋冬、ピュアな初恋片想い~

 尾瀬君嬉しそうだもん。
 
 まぁ、いっか。
 お祭りの時も二人で遊んで楽しかったし、お友達だもんね。

 よし! 楽しみにしよう!
 
 あとで手帳に予定書かなきゃ。
 どんなグッズがあるかも知りたいな。
 アクキーあるかな。

「……旨いけど、喉乾くね。俺、お茶買ってこようか」

「あ、でも」

「おや、尾瀬君と月ちゃん」

 え!?
 私は声のした方を振り向く、そして立ち上がってしまった。

 吸血鬼吸血鬼吸血鬼吸血鬼!!
 吸血鬼吸血鬼吸血鬼吸血鬼だーーーー!!

 うそぉ!?!
 まさか会えるなんて!!
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