先生、それは✗✗です…!
それに、身長169センチのわたしに対して、あいくちゃんは160センチ。
そういう見た目の違いから、幼いころからわたしのほうがお姉ちゃんだと勘違いされることはよくあった。
そんな妹みたいなお姉ちゃんが、今わたしに駄々をこねている。
というのも、今日の夜の6時から同じ大学の女友達3人と食事をしにいくらしい。
だけど、それはただの食事会ではない。
順を追って説明すると、あれは今から半年ほど前――。
あいくちゃんは街で、カットモデルにならないかと声をかけられた。
声をかけてきたのは、金髪のウルフカットの若い男の人。
名前は理人さん、22歳。
その瞬間、あいくちゃんは理人さんに一目惚れ。
カットモデルの話を受け、それが終わったあとも、理人さん指名でその美容院に通い続けている。
そういう見た目の違いから、幼いころからわたしのほうがお姉ちゃんだと勘違いされることはよくあった。
そんな妹みたいなお姉ちゃんが、今わたしに駄々をこねている。
というのも、今日の夜の6時から同じ大学の女友達3人と食事をしにいくらしい。
だけど、それはただの食事会ではない。
順を追って説明すると、あれは今から半年ほど前――。
あいくちゃんは街で、カットモデルにならないかと声をかけられた。
声をかけてきたのは、金髪のウルフカットの若い男の人。
名前は理人さん、22歳。
その瞬間、あいくちゃんは理人さんに一目惚れ。
カットモデルの話を受け、それが終わったあとも、理人さん指名でその美容院に通い続けている。