先生、それは✗✗です…!
だけど、そんなこと言ったらあいくちゃんが心配するから…絶対に言えないっ。


「き…昨日、ドラマ見ながらお風呂も入らずそのまま寝落ちしちゃってて…。ついさっき起きたところなの」

「あ、そうなんだっ。じゃあ、今からお風呂沸かそうか」


そうしてわたしは、朝のお風呂に浸かった。


…そもそも、どうしてこんなことに。


『俺たち、付き合う?』


鳥羽さんって…いったいなんなの。



お風呂から上がると、真っ先にあいくちゃんが駆け寄ってきた。


「お誕生日おめでとう!なくるちゃん!」


あいくちゃんにそう言われ、今日がわたしの18歳の誕生日だということを思い出した。

昨日からいろいろありすぎて、すっかり忘れていた…。


「これ、誕生日プレゼント!」

「ありがとう、あいくちゃん!」
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