先生、それは✗✗です…!
手をもじもじとさせながら、わたしはうつむき加減で目をそらす。
そんなわたしを見下ろしていた鳥羽先生が口角を上げる。
「そういう初々しい反応されると、もっといろんなお前を見てみたくなる」
鳥羽先生はわたしの顎をくいっと持ち上げると、色っぽいその瞳でわたしを捉えた。
「じゃあさ、せっかく生徒と教師で再会したことだし…。俺が、イケナイコト…教えてやろうか?」
イ…、イケナイ…コト?
「せ…先生、なに言って…」
わたしの心臓がバクバクと鳴る。
鳥羽先生とイケナイコトって――。
そのとき、突然頭をわしゃわしゃとなでられた。
「なに真に受けてんだよ。冗談に決まってんだろ」
「じょ…冗談?」
「ああ。そんな簡単に人の言葉信じてたら、あの夜の相手が俺じゃなかったら、お前とっくに食われてるぞ」
そんなわたしを見下ろしていた鳥羽先生が口角を上げる。
「そういう初々しい反応されると、もっといろんなお前を見てみたくなる」
鳥羽先生はわたしの顎をくいっと持ち上げると、色っぽいその瞳でわたしを捉えた。
「じゃあさ、せっかく生徒と教師で再会したことだし…。俺が、イケナイコト…教えてやろうか?」
イ…、イケナイ…コト?
「せ…先生、なに言って…」
わたしの心臓がバクバクと鳴る。
鳥羽先生とイケナイコトって――。
そのとき、突然頭をわしゃわしゃとなでられた。
「なに真に受けてんだよ。冗談に決まってんだろ」
「じょ…冗談?」
「ああ。そんな簡単に人の言葉信じてたら、あの夜の相手が俺じゃなかったら、お前とっくに食われてるぞ」