先生、それは✗✗です…!
『なんだよ?もしかして、この前のことでも思い出した?』
全ッ然やさしくないし、大切にもしてくれない…!
みんなは知らない。
鳥羽先生の裏の顔を。
「なくる〜、眉間にすっごいシワ寄ってるよ?」
不思議そうな顔をして、頬杖をついていたわたしのところにやってきたのは紗穂。
「だってみんな、鳥羽先生にいいイメージを抱きすぎなんだもん。…実際、そんなんじゃないのにっ」
「まあまあ、だれだって表裏くらいはあるんじゃない?それに、なくるだって女子大生のフリしてたんでしょ?」
「そうだけど…」
紗穂にはあれからすべてを話した。
食事会の帰りに、成り行きで一夜をともにしてしまった“鳥羽さん”が、実は新しく担任になった“鳥羽先生”だったということを。
「あの鳥羽さんが鳥羽先生だったって話にはびっくりしたけど、結局あれからなにもないんでしょ?」
全ッ然やさしくないし、大切にもしてくれない…!
みんなは知らない。
鳥羽先生の裏の顔を。
「なくる〜、眉間にすっごいシワ寄ってるよ?」
不思議そうな顔をして、頬杖をついていたわたしのところにやってきたのは紗穂。
「だってみんな、鳥羽先生にいいイメージを抱きすぎなんだもん。…実際、そんなんじゃないのにっ」
「まあまあ、だれだって表裏くらいはあるんじゃない?それに、なくるだって女子大生のフリしてたんでしょ?」
「そうだけど…」
紗穂にはあれからすべてを話した。
食事会の帰りに、成り行きで一夜をともにしてしまった“鳥羽さん”が、実は新しく担任になった“鳥羽先生”だったということを。
「あの鳥羽さんが鳥羽先生だったって話にはびっくりしたけど、結局あれからなにもないんでしょ?」