愛を知らない少女は、最強のイケメン生徒会長に溺愛される(旧:愛を知らない少女は、最強のイケメン御曹司に溺愛される)
そ、それより、!
能力言わないといけないのか、、、!
ど、どうしよう
まぁ、能力を言わないというのはどうせバレることだったんだけど
「では次、皐月さん」
考えてたら、もう順番になっちゃった
やばいやばい
どうしよう
「ええっと、皐月美奈です、18番です、趣味は特にありません、能力は、、、」
「なになに?」
「聞こえない〜」
「の、能力は、、、あの、その、、、」
い、言えない!!!
ど、どどどど、どうしよぉ
こんなとき、琉花ちゃんなら、どうしたんだろ
「あれ?アイツなんで言わねぇの?ww」
「言えないほどショボい能力なんじゃね?」
「ありえるぅ〜ww」
「そんな能力ならJ組行けよww」
「今日からお前のあだ名はJ子な!ww」
「「「ワッハッハ!!」」」
ああ
みんなの視線が、痛い
まただ
私は、どこに行っても変わらないんだ
理由は違っても、環境も違っても
どうせ、ここにたどり着いてしまうんだ