愛を知らない少女は、最強のイケメン生徒会長に溺愛される(旧:愛を知らない少女は、最強のイケメン御曹司に溺愛される)
※※※


キーンコーンカーンコーン


「みんなぁ!お弁当食べよぉ!!!」


「いいよぉ!!!」


お昼休みになると、みんなが一斉に教室でお弁当を食べ始める


いいな


みんなお弁当おしゃれ


ハンバーグだったり、オムライスだったり


おいしそうな食べ物がたくさん


羨ましい、、


まぁうちの学校はお金持ちが多いし当然なんだけど


私はいつも、お弁当は校舎裏の誰もいない場所で食べている


私は、みんなのお弁当を見ていると羨ましくなっちゃうし、何より、、、


できるだけ相川さんと小野君とは同じ空間にいたくないから


私は、存在に気づかれないようにそぉっと教室から出る


なんか今日、廊下が騒がしいな


まぁ新学期だから当たり前か


そうこうしていると、校舎裏に着く


私の今日のお弁当は、お米と梅干しとトマトだ


今日はトマトが入っていてかなり豪華な方だ


いつもは、大体お米と梅干しだけだから


「いただきます」


はぁ〜


美味しいぃ!


トマト、久しぶりに食べたから、なんか、もうすっごく


おいっしい!!


語彙力なくなっちゃう!!


私はこのトマトたちの力で生きられているんだから、感謝しないとね!


ふぅ


食べ終わった


おかずがないので、すぐに食べ終わった


授業が始まるまであと二十分もあるな


しばらくはここでゆっくりしてよう


「おいおい、大人数で攻めてくるなんて、卑怯だぜ」


ベシン!!


ゴホ!


え???
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