愛を知らない少女は、最強のイケメン生徒会長に溺愛される(旧:愛を知らない少女は、最強のイケメン御曹司に溺愛される)

5.誓い



バシャン


「だ、大丈夫か美奈!!」


先輩はいきなり水をかぶった私に驚いていた


でも、きっと相川さんと小田君だろう


「だ、大丈夫です、、、慣れていますから、、、」


先輩は得体の知れないものを見るような目で私を見た


「な、慣れてる??」


「と、とりあえずふこ、、、」


「大丈夫です!!」


私は先輩の言葉に被せるように言った


「大丈夫ですから!!!早く言ってください!!」


先輩は少し傷ついたような顔をした


「わ、わかった、、、風引かないようにするんだぞ」


「は、はい」


そう言って先輩は校舎の中に入っていった


私が無理やり追い出したのに、心配してくれるなんて、先輩は優しいな、、、


「おい、皐月」


ひっ


相川さんの声だ、、、


「お前、何してんだぁ?あぁ??」


今度は小野君だ


やっぱり二人だった


彼らは二階の屋根から降りてきて私の前にたった


「生徒会長様と気軽に喋ってんじゃないわよ!!!!」


相川さんは私に向かって拳を振り上げる


その瞬間、相川さんの手が燃え始めた


え??

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