愛を知らない少女は、最強のイケメン生徒会長に溺愛される(旧:愛を知らない少女は、最強のイケメン御曹司に溺愛される)
私は近くにあったピンク色のお菓子を取る
半球と半球の間にクリームのようなものが挟まっている見た目をした、不思議なお菓子だ
「お、おいしい!!」
口の中で溶ける感覚!
甘いいちごのジャムの風味!!
こんな美味しいものを食べたのは初めてだ
「これ、なんてお菓子なんですか!」
私はとても気になってしまい、つい聞いてしまった
「マ、マカロンも知らないのか、、、」
先輩は心底驚いたような顔をした
知ってないと、おかしいのかな、、、
「ごめんなさい、、、」
「謝るな、責めているわけじゃない」
先輩は少し焦ったように言った
「美奈に喜んでもらえて、嬉しい」
先輩はそう言って、優しく微笑んだ
イ、イケメンの笑顔の破壊力はすごい、、、
「他にもわからないお菓子があったら言ってくれ」
私が無知なだけなのに、、、先輩は優しいな