愛を知らない少女は、最強のイケメン生徒会長に溺愛される(旧:愛を知らない少女は、最強のイケメン御曹司に溺愛される)

9.加護の契約

「それでは、お二人の婚約は決定ということで!」



そう匠先輩が言うと、たくさんのスーツを着た人が部屋に入ってきた



な、なに??



「これから、加護の契約を始めます!!」



カ、カゴノケイヤク??



な、なにそれ



「大丈夫だ、心配しなくていい」



先輩はそう言って私の頭に優しく手をのせた



「わ、わかりました、、、」



不安だけど、、、やるしかないんだよね、、、!



「それでは、お二人はこちらに向かい合って立ってください」



スーツの人の一人がそう言った



指示に従うと、彼は何やら能力を使い、私の小指と先輩の小指を絡めるようなリボンを作った



数秒待つとそのリボンは消えていった



な、何だったんだろう
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