愛を知らない少女は、最強のイケメン生徒会長に溺愛される(旧:愛を知らない少女は、最強のイケメン御曹司に溺愛される)
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴った
授業はだるいけど、何も言われないからマシか
※※※
はぁ、やっと授業終わった
私は、チャイムが鳴ると真っ先に帰る
クラスメイトに何か言われる前に帰ったほうがいいからだ
因数分解の公式をお経のように唱えながら帰っていたら、家についていた
あれ、ポストになにか入っている
「ロゼータ学園??」
ポストに入っていたのは、差出人がロゼータ学園の手紙だった
そして宛名は、、、
「わ、私??」
ロゼータ学園が、私に何の用???
私は今日の朝クラスメイトが話していたことを思い出した
ロゼータ学園は能力がある人だけが入れるはずだ
私は能力がないことになっているのに、、、なんで??
も、もしかして、能力を隠しているのがバレたとか??
やばい、これを親に見られたら、、、
私は手紙を隠しながら部屋に入った
部屋と言っても、布団があるだけの四畳ほどの小さな部屋なんだけど
ゴクリ
能力のことではありませんように!!
私はドキドキしながら手紙の封を切った
「入学推薦状??」
私に???
嘘でしょ、、、
私に能力があると知ったうえで、、、?
と、とりあえずロゼータについて調べてみよう
※※※