愛を知らない少女は、最強のイケメン生徒会長に溺愛される(旧:愛を知らない少女は、最強のイケメン御曹司に溺愛される)
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「お母さま、お父さま、お時間よろしいでしょうか」
「あん?お前ごときが俺たちに指図しんじゃねーよ!!」
「すみません、すみません!!」
バシン!!
「でもしょーがね!!今回は聞いてやるよ!」
「ありがとうございます、お父さま!」
よかった、話を聞く気にはなってくれた
ここからは、私の芝居
「私を、ロゼータ学園に入れてくれませんでしょうか」
「「、、、はぁ〜!?」」
父と母は度肝を抜かれたように叫んだ
「お前、ロゼータ学園の決まり知ってんのか?
あそこは、能力のある、高貴なる人だけが行ける学校なんだぞ??
能力もなくて、華もない、お前には無理だ!!!!」
「そうよ!!!ばっかじゃないの!!!」
「ですが、このように推薦状が届いております」
私はそう言って、ポケットから推薦状を取り出す
「な、、、」
「今日学校から帰ったら、ポストに入っていました」
「で、でも、ロゼータには能力のない人が入れる訳がない!!
これは偽物だ!!!」
「本物です」
私は手紙についていたロゼータの紋章と、ネットで出てきた紋章を照らし合わせる
「一致します」
「っく!!!」
「私も最初、偽物かもしれないと思って、ロゼータ学園について調べてみました
すると、能力育成コースというものがあることがわかりました」
「はぁ??」
「ほ、ほんと?」
「本当です」