一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
でも、あんなの見せられたら、我慢できないだろ。
普通に。

こんなかわいいヒカリを絶対に他の奴に見せたくないと、独占欲がムクムクと沸き上がり、身体中にキスマークを落とした。
"俺のだ"と知らしめるように。


そして、ヒカリの初めての手料理は、めちゃくちゃ美味しかった。

特にタンシチュー。

俺の好物に完全にランクインした。

そしてあっという間に食べ終わり、買って来たプレゼントを渡す。

ヒカリは、意味なんか気づくわけもなく、大興奮で喜んでいた。

"ずっと外さない。"
と言って。

そうだ。ずっと付けとけ。


しかし、こんなにプレゼントひとつでヒカリが喜ぶとは思ってなかった。

1人で買いにいけば、女性店員が集まってきて気まず過ぎたが、こんなに喜ばれるなら、プレゼントもいいもんだなと思った。

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