一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
「ぶっは!!んでんで!?ヤバいヤバい。面白くなってきた」

「そしたら、塁は何も反応なくて。私だけかよって思ってたんだけど、、」

「だけど?」

「部屋まで送ってくれたと思ったら、そのまま襲われた」

「だはははは!!塁ーーーーーー!!送り狼ーーーー!!あの塁が!?ダメだ。面白すぎる」

麗は、涙を流して笑っている。
何なのこの兄妹。
麗の挙式でも、塁は誓いのキスで爆笑していたし。

「ちょっと!!まだあんの!!
聞けっつーの!!」

「はぁー。腹痛い。んで?はい。どーぞ」

「んで、そこからちょいちょい会うようになって、ホワイトデーにプロポーズされた」

「え?」

「え?」

「え?会うようになってって、、、付き合ってないの?」

「やる事やってたけど、付き合ってないね。
ははは!塁。何を思ったんだか急に、指輪と婚姻届持ってきて、家も買ったって。ウケない?お互い、好きだとか一言も言ったことなかったのに」
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