一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
「しない」

「えー?してよ。」

なんだよ本当に。

「しない」

「んじゃ後でゆっくりしようね!」

ヒカリは、俺の耳元で囁いた。
クソ!煽ってんな?コイツ。
俺も言ってやる。

「その言葉、忘れんなよ?」

耳元で囁いた。
ヒカリはちょっと驚いた顔をする。

「ど、どうしよう。なんか、ドキドキしてきた。吊り橋効果!?」

そう言って、頬に手をやる。

「ははは!何だよそれ。
そこは、普通に俺にドキドキしろよ」

そんな事を2人で話していると、カメラマンのような人から話しかけられた。

どうやら、俺たちを撮りたいらしい。
そして、SNSにあげたいと。

「どうする?」

「私は全然いいよ?」

そして、撮影の許可をすると、橋の上で撮影が始まった。

自然にしててと言われてとりあえず、ヒカリとご飯何食べる?とか話しながら、橋から風景を見たりしていた。

そして何ショットか撮ると、撮った写真を見せてくれた。
< 186 / 277 >

この作品をシェア

pagetop