一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
「え!?塁!!めっちゃカッコいい!!」

そこには、ヒカリを見つめる俺の横顔が映った写真があった。

恥ず。
こんな顔してんの?俺。

ん?しかもこれ、声かけられる前の時のじゃね?
いつから撮られてたんだ?

そして、他のショットも見せられた。

それは、ヒカリと俺が目を合わせて微笑みあってる2ショットを後ろから撮った写真だった。

他にもたくさん。

「ねぇ!!うちらモデルみたいじゃない!?」

「ははは!こんな風に見えてんだな俺達」

そして、写真を撮ってくれたフリーカメラマンは、俺たちに写真のデータをくれた。

SNSのアカウントを教えてもらって、その人とは別れた。

いつの間にか、少し人だかりができてる。

ヒカリも気づいたらしい。

「い、行こうか!」

「そうだな」


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