一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
そして、パーク内を巡ってヴィラに戻った。

ヒカリは携帯をいじってる。

「なぁ」

「ん?」

「ひま」

「うん」

ヒカリは、まだ携帯を見てる。

「なぁ」

「塁!!」
ヒカリが叫んだ。

「なんだよ!?」
ったく。

「見て!!ヤバい!!あのカメラマンめっちゃ有名な人だったみたいだよ!?
しかも、うちらのアップされてる!!
ヤバい事なってる!!」

「どれ」
俺は、ヒカリの携帯を覗いて驚いた。

そこには、あのカメラマンのプロフィールが載っていて、本当に有名な人だった。

数々の賞を総なめしている、フリーカメラマンだった。

しかも、俺たちの写真の反響がもの凄い事になっている。

どのコメントも、ヒカリを絶賛していた。
俺の事も。
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