一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
16〜塁side〜
ヒカリと、ベトナムから帰って少したった。


ヒカリが息を整えて、眠りそうになってる所で、夜中なのに俺の携帯がなった。

"純平"

"麗が産気づいた。病院にいる"

俺はバサっと起き上がった。

「んー?どしたの?」

ヒカリはかなり寝ぼけてる。
それもそうだ。
今さっきまで散々抱いた後だし。

「純平が産まれるって!」

ヒカリも素っ裸で起き上がった。

「ついに!?急いで塁!!早く行って!!」

「ヒカリは!?」

「あ、あたし、今無理!!後から追いかけるから!!早く行って塁!!」

「わ、わかった!!」

俺はヒカリにキスをすると直ぐに服を着た。

「早く行って!!」

「お、おう。ヒカリ、大丈夫か?」

「大丈夫だから!!はやく!!」

「わかった!んじゃ、行ってくる。」

「いってらっしゃい!!」

俺はとりあえず、まだ納車したばかりで乗ってないディフェンダーじゃなくて、いつものBMWで病院に向かった。

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