一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
車から降りたヒカリは夜中なのに興奮してる。

「え?私、駐車うまくない!?」

まぐれだ。

「うまいうまい。ヒカリ。夜中だから。
シーな」

「あっ!シーね」

ヒカリは小声で口にシーの指を作った。
かわいいー。

違う違う。

「おし。行こ。寝よ」

「うん!」

そして、部屋に入った。

とりあえず、ソファーにドサっと2人で無言で座る。

なんだかんだで、一気に睡魔が襲ってくる。

ヒカリも同じだったようで、急に眠そうにしぱしぱと瞬きを繰り返してる。

ははは。かわいいな。

「ヒカリ。着替えて寝よ」

「んー」
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