一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
そして、夜中まで宴会は続いて、それぞれヘベレケな嫁を連れてテントに入る。

仁は涼太君のテントに一緒に入った。

テントの中にはどでかいベッドが2つ並ぶ。
片方には、既に絃と維織が仲良く並んで爆睡している。

ヒカリと2人で、子供達の寝顔をそっと見る。

「ふふふ!寝てる顔は昔から変わらないね」

「ああ。そうだな」

2人で顔を見合わせて、キスをする。

そして、俺たちもベッドに入った。

何年経っても、俺はヒカリを抱きたくてダメだ。
でも、今日はさすがに我慢だ。

「塁。したい?」

「ああ。だいぶな」

それでもキスはする。
だんだん深くなり、ヒカリの声が出そうになって唇を離す。

「あ、あぶない」
ヒカリが口を押さえる。

「俺も、ヤバいわ。明日は抱くぞ」
俺はヒカリに宣言する。

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