一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
私はそのまま倒れるように仰向けになった。

「塁。こっちにきて」

塁は言われた通り私のところまできて跨った。
そしてまた挿れようと入口を擦る。

「塁。その前に、もっとこっち」

私は少し下にズレる。

「ヒカリ、、、」

塁は、おずおずと私に跨ったまま上にきた。
そして目の前の壁に片手をついて、私を見下ろす。

この顔も好き。
少し、申し訳ないみたいな顔。

私はそのまま少し起き上がり塁に口付けする。




「ハァ、、くッ、、、ヤバい、、、」

塁は、私の頭を押さえて抜いた。

「ヒカリの中で、、がいい」

「うん。来て。塁」
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