一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
あれは、俺が中1になった頃だった。

変わらず、ヒカリはうちに遊びに来ていて、
しょっちゅう泊まりにも来ていた。

俺はその日、部活が遅くなり帰るのが遅くて、ヘトヘトだった。

玄関に入れば、ヒカリの靴が綺麗に揃えてあって、クスッと笑ってしまう。

また来てんな。

むしろ来てない日のほうが珍しいくらいだ。

リビングに入れば、その日はヒカリが泊まる日だったらしく夜ご飯も食べて、結と麗とヒカリは遊び疲れたのか、ソファーに3人仲良く並んで眠っていた。

ちょうど、母さんは風呂に入ってたみたいで、リビングにはいなかった。

ブランケットを持ってきて、3人まとめてかけてやる。

そして、ヒカリの寝顔を近くで見た。
かわいいな。


ドクン


は!?

俺は慌てて、自分の部屋に入った。

そして、血液が集中している場所を見下ろす。

嘘だろ、、、。

なんで、、!?
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