一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
ヒカリだぞ!?

あいつはまだ、9歳の小学生だぞ!?


ショックだった。

なんでよりによってヒカリで?

理解出来なかった。

ヒカリは、幼い頃から面倒を見ていて本当の妹のように思っていたのに。

確かにめちゃくちゃかわいいとは思っていたけど。
でもそれは、妹のように、、、

そして、俺はその日、事もあろうか大人になったヒカリが夢にまで出てきて、朝起きた時に、悲惨な事になっていて自分を殺してやりたくなった。


危険だ。
俺は、危ないやつだ。
近づいたらダメだ。

こんな、汚い俺が。

間違って傷付けるような事があったら取り返しのつかない事になる。


そうして、それからというもの俺はなるべくヒカリに会わないようにした。

まぁ、部活なんかもあって結局そこまで意識しなくても会うことはなくなっていったけど。

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