一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
そして、集まったメンツもまた凄かった。

塁さんの周りに集まる男性陣。
みんな180㎝超えてない?

結ちゃんが用意した真っ白な衣装のベストのスーツに身を包んでいた。

何あれ。
何の集団なわけ?

顔面偏差値がおかしな事になってる。

その中でも、塁さんは一際カッコいい。
見慣れてるハズなのに。

そんな私に、結ちゃんが話しかけてきた。

「ふふふ!みんなカッコいいよね!」

そして、ざっくりと誰が誰なのかを教えてくれた。

パーマをかけてて純平さんにそっくりなのが純平さんの弟さんで、あとは従兄弟の2人。

七三にパキっと分けてるほうが、純平さんの秘書をしていて、もう1人のセンター分けの方が、弟さんでBARのマスターをしているらしい。

なるほど。

すると、塁さんが私に気づいてこっちに歩いてきた。

「おう。ヒカリ。見違えた」

「ふふふ!塁さんも。似合ってる。」

そんな会話をしていれば、さっきの3人もゾロゾロこっちにやってきた。
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