一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
6〜塁side〜
出張だと言って麗を連れ出し、グアムに着いて、挙式の会場であるブルーアステールに向かう。

しゃべればボロが出ると思い、俺は寝る事にした。

案の定、麗に耳元で叫ばれて起こされたがな。

ったく、あいつは俺の耳を破壊する気か?

純平は、大丈夫なのか?
麗みたいなやつで。

素っ裸で俺の前を横切っていくような女だぞ?

まぁ、今さら無理とか言われても無理だがな。
諦めろ純平。

そして、会場にそそくさと入って、とりあえず隠れた。

スタッフには話が通ってるから、追いかけてきた麗はスタッフに無事に連行されて行った。

ふぅー。ミッションクリアだ。

ったく。

そして、俺も待合室へ向かう。

皆んなはもう集まっていた。

俺も用意されていた衣装に着替えて、ゾロゾロと会場へ向かう。



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