一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
ったくよ。

俺も何やってんだか。

涼太君に偉そうに言ってる場合じゃないだろって。

はぁ。
マヂで。

グジグジと何年も拗らせてんのは俺の方だ。

ヒカリは、俺をどう思ってるんだろう。

こんな俺を、どう思うんだろう。

兄貴かなんかだと思ってるんだよな?

絶対そうだ。

俺のケツを見たって、笑ってるだけだったもんな。

はぁ。ヒカリ。

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